Punk Rock と「Blink-182」

軽快なポップ×パンクで世界中のパンクファンを惹きつけたBlink-182Green DayThe Offspringと共に90年代〜00年代のパンクブームの代表格の一つである。

Green DayThe Offspringとは明確に区別できる個性がある。超ざっくりした感じで言うと、歌詞の主張が強めで音圧がデカいワイルドなパンクGreen DayThe Offspring、対して 爽やかなメッセージで軽快なポップ寄りのパンクが好きな人はBlink-182がおすすめである。

日本で例えると、Green DayHi-STANDARDとすると、Blink-182ELLEGARDENBlink-182ELLEGARDENMONOEYESが好きな人は必ずハマる。なぜならELLEGARDENMONOEYESのボーカル・細美武士は元々Blink-182をよく聴いていて、細美さんの特徴であるネイティブな英語とBlink-182Tom Delongeの発音はよく似ている。そんな私はELLEGARDENが好きなので、Blink-182も当然好き。

神速のドラマー「Travis Barker」

ライブ映像の様子を視聴したけど、全身タトゥーのドラマーTravis Barkerの叩き方のクセが凄い。しなやかな身体が高速で動いているので、叩いている様子が見えないくらいに速い。速いのが凄いと言うより、休符の位置や長さやテンポの正確性が彼の演奏の凄みである。個人的にドラムセットセッティングのこだわりが気になった。タムの位置が一般より低くて、全てのハイハットは水平に全体的に高めに配置されている。

Album「Enema Of The State」(1999)

バンド史上最高の売り上げを記録した作品。
疾走感が溢れるテンポとあっさりしたヴォーカルがとっつき易くて聴きやすい。

運転中や電車の中でさらっとかけていたくらいで、真剣に聴いていたわけでもないので、浅い話しかできない。でも、今でもたま〜に朝昼に作業用BGMとして聴いている。爽やかな日中を迎えるためにうってつけのアルバムだし、精神衛生的にも穏やかな気持ちでいられる。音楽なんて正直それでいいと思っている。

PickUp.1「Dumpweed」(1999)

アルバムのトップバッターが似合う楽曲。
「Enema Of The State」に収録されている楽曲の中で、傾向として多いのが、どの曲もイントロのギターがメロディを持っていて、イントロ聴いただけで曲を当てれそうなくらい特徴的である。その中でもトップバッターの役割を担う「Dumpweed」はショータイムの始まりを告げるようにリスナーは高揚感で胸が躍らせられる。

当時アルバムCDをラジカセにセットして、何も知らずにこの曲のイントロを聴けたリスナーは羨ましいぞ!

PickUp.2「Aliens Exist」(1999)

Enema Of The Stateの中で一番好きな楽曲である。タイトルの通り「宇宙人は存在する」と唱えている曲。晴れた日に首都高を疾走したくなるほどのテンポで、三分間があっという間に聴こえる。