日本デジタルロックの金字塔「THE MAD CUPSULE MARCKETS」
「イカれたカプセルの市場」 = 薬⚫︎市場?笑。日本のデジタルロックの金字塔である「THE MAD CUPSULE MARCKETS」の紹介です。ブログの「MAD PSYCHEDELIC METROPOLIS」というタイトル名はモロに影響を受けています。ブログ名の参考にするくらい大好きなバンドです。「POISON GIRLS BAND」や「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のような英単語を並べた名前が最高にクールだと感じました。
これまで紹介してきた1990年代の洋楽ロックシーンの影響に最も近づいたhideが高い評価していたのが、TAKESHI UEDA率いるTHE MAD CUPSULE MARCKETSです。ラップ的要素を織り交ぜたロックであるミクスチャーロックと電子音楽とロックを織り交ぜたデジタルロックの国内における先駆けとも言える存在です。90年代にもしロックのオリンピックが存在するなら、日本代表として送り出したいバンドです。
Album「OSC-DIS」 (1999)
本作からサイバーコアでカオスティックな”THE MAD CUPSULE MARCKETSらしさ”が色濃く反映されていると感じました。例えば「PULSE」「MULTIPLIES」「MIDI SURF」「RESTART!」といったコンピュータを想起させる楽曲が多いです。またメタル・パンク・ロック・HIPHOPのミクスチャーとデジタルが掛け合わされた結果、「OSC-DIS」という一つのアルバムにまとまりました。私が勝手に呼んでいるだけですが…海外で様々な音楽が掛け合わされた現象がミクスチャー現象が、日本では「OSC-DIS」をもって完結した、と思っています。それくらいもっと評価されても良いアルバムです。
PickUp.1「| ̄|_ [PULSE] 」(1999)
テーマは”矩形波”。THE MAD CUPSULE MARCKETSの楽曲の中では1、2を争うくらいに有名な曲。デジタルロックの中ではかなりジャパニーズテイストな感じですし、超お金がかかってそうなPVということもあり、この曲からTHE MAD CUPSULE MARCKETSのを知った人も多いはず。
PickUp.2「All The Time In Sunny Beach」(1999)
洋楽のデジロックが正直慣れない…という方におすすめ。特に「OSC-DIS」の中でも「PULSE」「All The Time In Sunny Beach」「Good Girl」は気に入ってもらえると思います。メタリック感が強くなる「MIDI SURF」がハマれば、あなたもTHE MAD CUPSULE MARCKETSのの虜になっていることでしょう。