神奈川県 三浦半島に位置する横須賀市は軍港都市であり、国際色の豊かな街並みが特徴的で人種や国籍の壁を取っ払った多様性溢れる都市です。そして…

私の永遠の推しであるXJAPANのギター、hide with spread beaverのボーカルとしても活躍したhideの故郷・横須賀を、命日である5月2日に巡ります。また、横須賀は私が応援しているプロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズの二軍本拠地や私が大好きな俳優・窪塚洋介の出身地などの繋がりもありいろんな要素が相まって大好きな街です。

そんな横須賀の街をぶらりと歩いたので、一部を切り取って紹介していきます。

まずは、横須賀最大の観光地・どぶ板通りです。どぶ板通りとは、京急本線の汐入駅~米国海軍ベース間のエリアを指します。ハンバーガー屋やカレー屋、TATOO、肖像画、アクセサリー、アパレル系、ミリタリーショップなどの店舗が集中します。レトロアメリカと昭和日本を融合した独特な雰囲気があります。

特にアパレル屋では、横須賀発祥のスカジャンが店頭で存在感を放っており、どれも9000円〜12000円程度の価格で売り出されています。アメリカの兵士たちが自軍の部隊や基地名の刺繍が入ったジャケットをオーダーしたことが起源とされており、名前の由来も「横須賀ジャンパー」説が有力とのことです。米軍基地をモデルにした刺繍から愛国心溢れる日本帝国主義感のある刺繍、横須賀愛を感じる刺繍、かわいいマイメロとのコラボ刺繍などバリエーションは様々ですので、興味のある方はお買い求めを。ちなみに私はハードロック風なスカジャンを気に入っています!

どぶ板通りと言ったら、やっぱし「ROCK!」だ!横須賀でも有名なライブハウス「ROCKCITY」「かぼちゃ屋」では、Xに加入する前のhideが横須賀サーベルタイガーとしてライブを行っていました。1980年代のどぶ板通りは、横須賀でも屈指の危険地帯であり、10代のhideは「酒・女・煙草」はここで覚えたという話もあるくらいです。

1978年から営業を続けている「かぼちゃ屋」。店内から演奏音が聞こえてくる上に、ディープな空間へ誘うゲートは過去に活躍したバンド達のステッカーや現在活躍中のバンド達の宣伝広告まで貼られています。まさに横須賀ロックにおける歴史の証人ですね。

軍港方面へ向かい、横須賀市最大の楽器屋でもある島村楽器へ足を運びます。かつて、京急・横須賀中央駅のすぐ目の前にあった横須賀プライムに構えていた店舗が、2020年頃に市内最大級のショッピングモール・Coaska Bayside Storesの3階へ移転しました。King Gnuが表紙の音楽雑誌とドラムの教則本、電子ドラムの試し打ちをしたりして遊んでいると、

店舗の奥地でhideのコーナーを発見しました。“DOD”のTシャツを着た女性やピンク髪の女性などhideのファンを思わしき方々の来店を見て、今でも根強いhideへの愛を感じます。

時間が経過し夜のどぶ板通りへ戻ります。閑散としていた店の看板にネオンが灯り、外国人が集い始め、R&Bやソウルが流れ始め、夜のどぶ板通りが仕上がります。

「ROCKCITY」も屈強な体の軍人達が店前で煙草をふかしはじめます。中ではマッチョな黒人男性がグラマーな金髪白人美人へ口説いている様子を目撃しました。羨ましいぜ!ちくしょー。

ROCKCITYに寄ったあと、せっかくなので横須賀バーガーでも食べたくなりました。揚げたてのサクサクポテトと肉汁ジュシーなハンバーグ、新鮮なレタスで口が満たされた時に飲む爽やかなコーラで満足しました。横須賀で飲むコーラが一番美味いです。

今回は神奈川県横須賀市 横須賀中央エリアを探訪して、アメリカを満喫しました。私が好きなエリアは大阪のアメ村だったり、横須賀だったり、アメリカの影響を受けている地区が多いので、次は福生あたりに行ってみましょうかねぇ。